子どもの可能性を狭めるのは、いつだって大人

大人「東大に入学しなさい」

子ども「(あ、東大でいいの?)はい、入ったよ~。」←本当はハーバード大学にもプリンストン大学にも行けた。

みたいな話を、先日幼稚園で体験しました。

期待した通りの子になる

先日、息子の幼稚園で運動会がありました。

のんびりとした幼稚園なので、全体行動を重視する種目は少な目。そのかわり、自分の得意な競技を披露する機会になっていてとても良いのですが・・・。

先日、年中さんの保護者の方とお話ししていて、「子育ての予想しないこと」ってこういうことだよなあ、と思ったことを聞いたので記事にします。

園全体で鉄棒に取り組んでいるのですが、いつもは年中さんは平均10回程はくるくる回れるらしいのです。

お話をした保護者の方のお子さんは、いつも10回以上まわれるのに、運動会当日は8回しか回れませんでした。

親御さんがどうしたの?と聞くと、そのお子さんは「先生が8回を目標にねって言ったから。」と答えたそうです。

運動会では、8回まわれると金賞が貰えることになっていました。先生は、みんな(いつもみたいに)8回以上まわろうね、という意味で「8回を目標」と仰ったのだと思うのです。

子どもは、純真。大人の言ったことを忠実に守ろうとするんですね。(また、そのお子さんも真面目なタイプ。)

この話を聞いて、自分も子どもの可能性を狭めるかもしれないということに、ぞーっとしました。

よく期待した通りの子になるといいますよね。小さい頃からの自らへの期待(や声かけ)によって、「自分は何にでもなれる」と思うのか、「どうせ自分はこの程度」と思うのか。

いつも自分で目標を設定させる?

先ほどの運動会の件で言えば、個々で目標を設定させたらよかったんでしょうか。いつも余裕で回れる回数+1回とか?

だいたい私はこういう知識を書籍で探しまくっちゃうんですが、どうもピンとくるものに出会っていません。

何かオススメ教育本?あったら、ぜひ教えてください。

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