包丁を研いでも良く切れない? まな板を変えてみてください~
まな板は、木製に限る…。
時短大好き、食洗機大好きな私ですが、まな板だけは
「重い・食洗機不可・手間がかかる」の負の三拍子そろった木製一筋。
・包丁を研いでも研いでも切れ味が良くならない
・野菜を着るのが嫌い
上記のような方は、ぜひ木製まな板に変えてみてください。
ズボラな私でも管理はそれほど負担ではありませんのでご安心を!!
木製のまな板の何が良いかと言うと
・切れ味が上がる(定期的にカンナで削ってもらうため、水平なんだと思う)
・木の柔らかさがあるので、固い食品を切るときに包丁に反発を感じない
・音がいい(トントン…)
・香りがいい(特にヒバ!)
香りは本当に幸せ気分になれます。
木製まな板を買うなら「ヒバ材」「厚みあり」「長さあり」をオススメします
4年前に↑の青森ヒバのLサイズを購入しました。
厚みは3cm、長さ36cmもある。大きすぎるか悩みましたが、結果大正解。
まな板に厚みがあると、こんなに作業しやすいのかと感動。長さがあるのも場所を取りますが、料理しやすい。
一番の感動は、木製まな板を使うと包丁の刃に変な反発を感じないこと。樹脂製とかのは、跳ね返ってくる感じが嫌でした。
なぜヒバ材をオススメするかというと…香りです!!!!ほかの木と比べて断然いい香り!!!
買ったばかりのころは、家じゅうにヒバのいい香りが満ちました。
(イチョウは…なんだかにおいが、足のにおいに感じて…)
メンテナンスはどんな風にするのか?
日々の扱いで気にするところは、
使う前に水でよく濡らす→
手やフキンできっちり拭いて作業開始→
使い終わったら、スポンジでごしごし洗って(私は洗剤も使ってしまう)→
水気は手でよく払う→
立てかけておく
こんな感じ。慣れれば大変ではないと思います。
食品の臭い移りは、使う前に水でよく濡らしておくと大丈夫。
だいたい1年くらいに一回表面をカンナで削ってもらいます。(近所の木工所や、材木屋さん、森林組合などはまな板削りしてくれるところが多いので、探してみてください)
削ってもらうと、だんだん厚みがなくなってきます。そうした面からも、厚みがあるまな板がおすすめです。
何がいいって、削ってもらうと香りが復活するところ。(さすがに4年目になってくると香りも薄くなってきましたが)
木の種類がたくさんあって悩むが…ヒバ一択です
そもそもヒバはヒノキ科。
檜の仲間。ヒバには「ヒノキチオール」という抗菌成分が含まれております。ヒノキチオールという名前から檜の方がその成分が多く含まれていそうですが、ヒバの方が断然多くヒノキチオールを持っているそうな。
建築材料としては見た目の問題で、檜の方が格上になっているようですが、まな板の世界では、ヒバよ、ヒバ。
香りも檜より強く、ヒバ油のお陰で水はけも良し。天然の抗菌成分のお陰でカビも生えにくい。
一度、イチョウに浮気したのですが、イチョウは、イチョウは香りがダメ!!!(私にとって)
イチョウのまな板は、香りが、こう、言いにくいのですが、下駄箱の臭いというか、足の臭いというか。
イチョウも音もいいし、切りやすいし、良い木なんですが。(イチョウの香りは数日使っていれば抜けていきます)