年末年始は混んでいるから実家に行かないと連絡 案外親もほっとしているものかも
数年前から盆暮れ正月は帰省しないことにしています。
両実家とも、そのことについて落ち込むとか、不満があるということはないようです。
というか、うちの実家曰く、「体調崩さなくなるわ~♡」だそうです。
70代の老夫婦にとって幼稚園児のパワフルさは楽しみでもあり、辛くもあり…。必ず体調崩すんですよね。
気楽な自分の実家といえども、二泊が限度かな。
義理実家も、飛行機の距離なので、一番安い時期にしか帰りません。
しかも兄弟も多いから、皆が一斉に同じ時期に帰っても混乱の元。
そう、幸いなことは、どちらの実家も「盆暮れ正月は家族全員が集まるべし」という考えじゃないところかな。
もし、そういう考えのおうちがあったら、あなたが一抜けしてみても良いと思います。
案外、親も他の兄弟もほっとするものです。
両親というものは、「息子だけ」「娘だけ」の帰省が一番嬉しい…と思う
結婚すると、配偶者と帰省するという風習がありますね。そして一度始めると止められない…気がする。
ずっと家族単位で帰省するのは、双方に負担が大きいです。
付いて行く配偶者は義両親に気を使うし、両親も子どもの配偶者に気を使う…。さらに言えば、たとえ自分の実家でも配偶者が付いてくると、両親と配偶者との調整で気を使う。
それを!子どもだけが帰省すると、とっても気が楽!
義両親も実は嬉しいと思う。子どもだけが帰省してくるなんて、めずらしいから。
最初は夫婦仲とかを心配されますが、義両親とは電話や手紙で交流しておけば大丈夫。
なんやかんや言っても、嬉しいらしい。
年末年始に帰省しないと、自分流の伝統を作れる
年末年始の慣習は家によって様々かと思います。
毎年どちらかの実家に帰省していると、「自分流の年末年始」が作れないんですよね。
私自身がここ数年で作った自分流の年末年始は、年末は蕎麦でしんみりと。
テレビがないので、ラジオでクラシックを聴いたり本を読んでそれぞれ静かに過ごす。
年始は、手作り茶懐石で。一応お茶の勉強の一環です。
実家の年末年始は、奇抜でして…。帰省メンバーが多かった頃は、年末、煩悩を振り払うがごとくゲーム大会が繰り広げられます。除夜の鐘がなるまで。エンドレス。1位の人は賞品あり。
これはこれで最高に楽しいのですがね。
最近の両親は、年末年始はビデオ三昧したり、読書三昧、箱根駅伝三昧をしているようです。それはそれで、素敵な年末年始。
案外、帰省なしで過ごすと、自分たちだけの歴史ができていいと思います。
「家」がどーとか「本家」がどーとか言う実家とは疎遠でいいよ
令和の時代でも、まだまだ「帰省は絶対」というおうちはあるかと思います。
ほんと、大変だとおもいます…。
最近、思うんです。面倒な親類とはどんどん距離とってもいいって。一度思うと、すとんと納得できる。
なんと言われても平気平気。
案外、悩んでいる渦中の方って、「行かなければならない」と思い込んでいるのですよね。努めを果たさねばというように。封建的な土地に住む私の同い年の友人がそうなんですが。
外から見ると、手放しても大丈夫よ、その縁と思うのですが。
既成概念を疑ってみるのもよいかもしれません。