待ちに待った『十二国記』シリーズの最新刊 2019年10月12日発売
予約開始!!
前作が出版されたころは、大学生だった…。待ち望んでいた新刊が秋に発売されます。
生きる楽しみができた…!
新刊は、400字詰め原稿用紙で2500枚を超える大長編とのこと。タイトルは『白銀の墟 玄の月(はくぎんのおか くろのつき)』
全四巻で、10月、11月二ヶ月連続刊行だそうです。
1、2巻が10月12日(土)
3、4巻が11月9日(土)
嬉しすぎて、嬉しすぎて、どうしましょう。
名前を知っているけれど、読んだことがないという方はこれを機に読んでみることをおすすめいたします。
新潮社の完全版は通しナンバーが付いているので、読む順番に迷うことはありませんが、私はあえて違う順番で読むことをお勧めいたします。
公式の順番
これから『十二国記』シリーズを読む方におすすめの順番
①シリーズ6『図南の翼(となんのつばさ)十二国記 6』
②シリーズ1『月の影 影の海 上 十二国記 1』
③シリーズ2『風の海 迷宮の岸 十二国記 2』
④シリーズ0『魔性の子 十二国記 0』(「OHHHH!という感動を味わい方は、シリーズ2の前に読むといいかもしれません)
以下ナンバリング通り
公式のナンバリング通りに読むと0番の『魔性の子 十二国記0』からなんですね。難易度高すぎ~。
さらに1は、大変面白いのですが、上下巻の上巻は結構ツライんです。
主人公が吹っ切れるまでが長くて、イライラ…。下巻はスッキリ爽快なので、そこは期待してよいのですが。
ズバリ、シリーズをこれから読むという方には6の『図南の翼(となんのつばさ)十二国記 6』から読むことをお勧めします。
そもそも『十二国記』は、十二の国の王と麒麟の話。
〈十二国〉では、天意を受けた霊獣である麒麟によって選ばれた十二人の王が国を治める。
王が天命に背く統治をすると、王を選んだ麒麟が病み、死ぬ。そして麒麟が死ぬと王もまた死ぬ。
架空の話なのに、世界の約束事、政治、人間観、すべてが重厚。
ハードな話はちょっと…という方!大丈夫です!
癒しなキャラクターあり、ただただ真面目な登場人物なのに憐みかっこいいキャラクターあり。
これから『十二国記』を読む人が羨ましい…!
詳細ストーリーは公式ホームページで→新潮社https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/
各巻、主人公が異なります。(同じ主人公の時ももちろんあります)
シリーズ6『図南の翼(となんのつばさ)十二国記 6』はこの巻だけ読んでも人間関係が理解できるのがおすすめポイント。
主人公の12歳の少女(勝気)が物語をどんどん進めてくれて、読みやすいです。
この巻の主人公・珠晶(しゅしょう)と共に、十二国記の世界を学んでいくとストレスがないです。
小野不由美さんが独自に創り出した世界観です。概念を理解してからシリーズ1に行くと、その後も読み進むことができるはず。
シリーズ0の『魔性の子 十二国記0』はいつ読むのがオススメかというと、シリーズ2の『風の海 迷宮の岸 十二国記 2』の前後どちらかです!!!
私は前に読んだのですが、衝撃が!!!
繋がった!!!という読書の快感がありました。
昨今の「異世界」物とは一線を画す小説です。お楽しみください!
ちなみに『十二国記シリーズ』が好きな方は『薬屋のひとりごと』もおすすめです。