漫画があれば義理実家滞在も乗り越えられる…
先週まで義理の実家に滞在しており、人並みにストレスを感じ、夜になると「早く帰りたい…」とホームシックになっていた私です。
育児のストレスも義理実家のストレスも、とにかくストレスたまったらkindle大人買いが私の発散方法。
30代の主婦がときめく漫画を追い求めて日々課金課金。
30代主婦になると、下手な恋愛ものとかにはしらけちゃうんですよね。
今回私が大人買いしてハマりにハマり、何度も舐めるように読んだ小説と漫画を紹介します。
2019年8月22日に「次にくるマンガ大賞2019」の大賞受賞しました!おめでとうございます。
『薬屋のひとりごと』
大陸の中央に位置する、とある大国。その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが現在とある事情にて後宮で下働き中である。
そばかすだらけで、けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。
そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かず。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。
コミックス版で入り、続きが気になりすぎて小説版に手を伸ばしました。
(ちなみにコミックス版は2種類あるのですが、個人的にはビッグガンガンコミックスの方を先に読むことをオススメいたします! そして、先が気になる→原作小説(及び「小説家になろう」の無料版も読む→沼にはまる→サンデーGX版コミックも読むという流れになることでしょう/予言)
原作小説と「小説家になろう」のストーリーは、もちろん同じ作者ですが、微妙にストーリーや登場人物が違っています。
作者ご本人曰く、「小説家になろう」はノーマルエンド、出版されている小説の方はハッピーエンドらしいです。
主人公・猫猫のクールさと、美形の宦官・壬氏の駆け引きが「きゃーーーー!!」となります。
王道といえば王道なストーリーなのですが、しらける感じがないです。主婦世代が多くはまっているのは、ドキドキ感とこの「しらけない」という点なのかな~~。
最近の「職業系主人公」がなぜか偉い人に気に入られる系統の話にある、「しらじらしい」感じがないのです。
なぜ、主人公がその技能を身につけたのか、どうして偉い人に認められたのか、などなど突っ込みたいところが多いと、物語に入れないお年頃。『薬屋のひとりごと』はここがとても自然だったな~と思うのです。
後宮の背景がしっかり描かれており、起こる事件や解決も納得できるものです。
そして何より。巻を追うごとに、二人の関係性が気になって、もう、もう私は!!
誰かと語りたい…。
小説版は3巻あたりから、どんどん面白くなり、寝不足の日々になること請け合いです。
次は、タイムスリップ・ロマンス物。明治時代にタイムスリップしてしまう女子高生と悩める青年の話。
これも王道なストーリー。絵がいいのです。さっぱりした絵柄なのにこの色気。美形の青年が主人公への思いに悩むところが最高です。
世の中まだまだ面白い物語がありますね!
kindleの出費が恐ろしい…。