居残り給食のトラウマ
母親である私自身の給食への恐怖心が強すぎて、子どもを通して追体験したくないという思いがあります。
子どもには給食を楽しんで欲しいし、私のような思いをさせたくありません。
私が幼稚園生だった30年程前は、完食しないと部屋を出してもらえず、先生に無理やり口に入れられていました。
強烈に覚えているのは、無理やり食べさせられて気持ち悪くなり吐き出した物を、再び口に入れられたことです。
子ども心にショックで、でもそのことを親にはうまく説明できなかったことを覚えています。大人になってから母に言いましたら、「そんなことがあったなんて!」と怒っていました。親からは見えない部分なんだな、ということも分かりました。
そんな経験があったので、とにかく子どもが通う幼稚園が完食指導していないかは大事なポイントでした。
「ご馳走を、ごめんなさい」と言って食べられない物を残すことができる
これは息子に聞いたのですが、上記のように言いながら、食べられない物を残すことができるそうです。
「先生が、ゴムベラで取ってくれるんだよ」と言っていました。
本当に安心しました。
子どもの通う園は食育にも力を入れている園ですが、子どもの気持ち・子どもの人権を守る方針。
私が子どものころに受けた完食指導は、害しかありません。食事を無駄にすることはいけないことですが、子どもの「食べられない」には様々な理由があります。
例えば肉の脂身が苦手な場合、その部分を必死に食べる理由ってないですよね。完食指導には、言葉は強いですが、個を潰す全体主義を感じます。
給食時間を見学するのはとてもいい
幼稚園選びで悩んでいる場合、給食時間を見学させてもらうといいと思います。
うちの子どもが現在プレで通っている幼稚園は、給食時間を見る機会がとても多いです。どの子どもものびのび楽しそうに食べていて、こちらも嬉しくなります。
幼稚園時代は、これで大丈夫ですが、問題は小学校ですね。。。小学校は、担任の先生の方針で全然変わってしまうので。今から悩んでいます。
余談:自校給食がオススメ
自校給食がある幼稚園が絶対おすすめです。ごはんはほかほか温かく、アレルギーへの配慮もあり、メニューに柔軟性があります。