息子は1歳~2歳8ヶ月まで保育園通い、その後、引越のため現在は幼稚園のプレに通っています。
保育園と幼稚園では子どもを預かる趣旨が違うので、当然1日の内容も違いますし、先生の得意なことなども違います。
両方経験してみてどちらも良いところがあって、勝手ですが、両方のいいとこ取りをした施設はないのか~と思ったものです。
保育園から幼稚園へ環境が変わって、私が一番驚いたことは、うちの子どもへの見方が180度違ったということです。
保育園では、引越間際の3月、担任の先生との面談で
・集中力がない
・目が合わない・指示が通らない
・絵本の読み聞かせも、興味がないようで、席を立ってしまう
・引越先で、発達の専門家に相談してみては?
と言うようなことを伝えられ、ショックを受けたのですが・・・
家では、絵本は「4歳~」と書かれているものも集中して話を聞いていたし、好きな遊びの時の集中力はあるほうだと思っていたので、混乱。
息子は言葉の獲得が早い方だったので、指示も通りやすく、本人の気持ちもよく話してくれていました。
もしそうなら早期に療育などをさせたいので、詳しく先生に聞くも、先生方は「わたしたちは、医者ではないので、発達障害かもしれない、という言葉も言えません。専門家に相談してみてください。」と言うばかり。
ひとまず、引越があったので、引越先で落ち着いたらその問題に取り組もうと思っていたのです。
が。
縁あって、今の幼稚園のプレに途中から入園できたのですが、そこで、まったく真逆のことを言われました。
プレが1ヶ月程経った段階で、
・集中力があります
・先生の言うことをよく聞いていて、理解して行動しています
・絵本が好きなお子さんですね
とのこと。
えーーーー!真逆!!!
嬉しいけど、どうしてそんなことが。
ちなみに、私は保育園はダメで、幼稚園はいいという意味でこの記事を書いてはいません。
園の方針と、先生と子どもの相性がすべてなのだ。
と思っています。
考えられることとしては、
保育園は未満児クラスだったので、赤ちゃん向け絵本が多かった→家で『消防自動車ジプタ』とか読んでいるのに、園では『くだもの』とかなので・・・。
2歳児とはいえ、そりゃ飽きちゃうよ。
保育園は先生が主任もされていて、忙しかった→子どものたどたどしい言葉を最後まで待って聞いてくれなかった。また、自立を目指しているので、とにかく着替えや靴の着脱などいつも指導指導指導。
幼稚園の先生は、気長に最後まで言葉を待ってくれる。基本スタンスが「すごいねえ」「頑張ってるねえ」というポジティブな見方をする。
子どもってよく分かっているんだなと思いました。もう人への好き嫌いがあるみたい。
保育園の先生のことは一度も会話に上ったことがなかった。
指示が通らないというのは、息子なりの反抗だったのかもしれません。
子どもに劣等感を感じさせないよう育てたい
今後も注意深く子どもの様子をみたいと思っていますが、スペクトグラムというように、白からいきなり黒なわけではなくて、グレーの濃淡がある。
さらに周りの受け取り方などもあったりして、混乱混乱。
引越でやむなく園を変えなければならなかったのですが、それが吉と出たということです。
私立公立、幼稚園保育園、どちらを選んでも、周りとの相性が「運」というのは、もう、いったいどうしたら。
孟母三遷はちょっと無理ですが、子どものことをプラスに見てくれる環境にいかねば、と思った出来事でした。