妻と子どもが寝込んだ際に重要なこと
会社は潔く休む
自分が倒れたら詰む 自己防衛すべし
妻が一番気にすることは子どものケア
妻と子どもが発熱! インフルエンザ! あるいは風邪! 自分が看病しなくてはならない!!
そんな状況のあなた。
幼児を育てている妻の立場から、アドバイス申し上げたいと思います。
まず初めにすること
①会社へ休むことを伝える
(妻だけが寝込んでいた場合は、まだ猶予がありますが、子どもも一緒に寝込んでいたら休む以外の選択肢はありません。)
自分が休めない場合の手配をする。シッター、実家からの応援を頼むなど。寝込んでいる妻に、手配を頼まないこと。
②子どもの通っている園・学校に欠席の連絡を入れる
園や学校は欠席連絡の時間帯が決まっていることがあります。
③病院を調べる・予約する・受付に行く
行きつけの病院があれば、すぐさま受付をしておくといいです。
落ち着いたらすること
上記が済んで落ち着いたら、次は安静に寝てもらうための準備と自分がうつらないようにするための策を講じます。
④部屋の準備(布団の移動・環境整備)
看病する人、すなわちあなたは別の部屋で寝るように、布団を動かしておきましょう。
また、病人のいる部屋に加湿器を設置。加湿器がなければ、ぬれタオルを干しましょう。乾燥は大敵です。
⑤マスクをすること・体を温めること
全員がマスクをしましょう。子どもは嫌がるかもしれませんが…。
看病をするあなたが弱ってはいけません。肩甲骨の間にホッカイロを貼って、体を温めましょう。
⑥全員分の水筒を用意すること
病人には、ほうじ茶などを少しぬるめにして水筒に入れてあげましょう。枕元に常において置けるように。
そして、あなたも頻繁に喉を潤してください。15分に1回喉を潤すと、病原菌が胃に流れて増殖しないという説があります。
⑦嘔吐系の風邪だった場合
枕元にビニール袋(中に新聞紙などを入れる)とかを用意した方がいいのです。
嘔吐物には触らない・洗わないが大事。ビニールにそのまま入れてハイター液をかけて固く紐で縛っておいてください。乾くと空気中にウイルスが散らばるらしいです。
でも、すみません。正直、家族が嘔吐系の風邪だった場合、素人は十中八九うつります…。症状が出てくるまでが勝負ですね。
買い物を制する者が風邪を制する
病人の様子が落ち着いた段階で、買い出しに行きます。買うものは以下。
・レトルトおかゆ・鍋焼きうどん(冷凍)→病人用。数日分買う。
・梅干し
・ハチミツ→お湯で溶いてあげると子どもも喜びます。(ただし!子どもが1歳以下の場合は絶対にハチミツはあげてはいけません。ハチミツ・ボツリヌス菌で調べてください。)
・経口補水液
・ゼリー・アイスクリーム・ジュースなど(子どもが薬を嫌がった時などにGood!)
・果物(リンゴ・みかん・イチゴあたりがいいです)
・子どもの気がまぎれるおもちゃや絵本など(スーパーにあります)
・自分の食糧(ビタミン多めで。)いっそデリバリーで栄養のあるものを頼んでもいいですね。
細やかな気遣いが看病の肝
⑧定期的にお茶の補充をする
具合が悪いと、声を出せなかったりします。定期的に様子を見に行ってください。
⑨子ども対応は寝込んでいる妻にさせない
子どものオムツや、飽きた子どもへの対応などはあなたが担当してください。だいたい子どもの方が先に復活します。
スーパーに売っているちょっとしたおもちゃやDVDなどを駆使してまったり対応しましょう。こんな時は、YouTubeだって解禁ですよ。
妻が一番、気にしていることは子どものこと。子どもさえ大丈夫ならあとは自力で治します!
特に幼児を育てている母親は、子どものケアが一番気になります。
自分が寝込んでいても、子どもが苦しくないか・薬は飲めたか・ごはんは食べられたか・清潔な服を着ているか等々。
看病する人は、この点を抑えておけば、妻に呆れられることもなく、後々とっても感謝されることでしょう。
どんなに具合が悪くても、子どもが適切に看病されていないと、妻は動いてしまいます。結果、治りも遅くなり悪循環です。
万が一に備えて、事前に夫婦で情報共有をしておこう
こういった非常事態に備えて、以下のことを夫婦で共有しておきましょう。
・子どもの園・学校への連絡方法
・登録しているシッター会社などの情報
・子どもの日常的に飲んでいる薬・お風呂上がりの保湿剤などの衛生管理
・家族の保険証・おくすり手帳の場所
・かかりつけ医・薬局
・ゴミ出しの曜日
・キッチンに何が何処にあるか
・子どもの洋服・下着の場所
妻と子どもが寝込んだ時に、あなたがとった行動で、今後の夫婦関係が変わります。