やっぱり外国のアニメはポジティブ表現がいい
以前の記事でも書きましたが、日本の幼児向けアニメに不満がある私です。ネガティブ表現が多い(「僕なんてどうせ…」が多い)、いじめ表現がある、性別役割を固定している等など。
そして、うちはテレビがないので、子どものアニメはもっぱらAmazonプライムビデオで。ここでは、アメリカのアニメが多くて助かる。
今息子が好きなのは、「クリエイティブ・ギャラクシー」と「ウィシュンプーフ」です。
「クリエイティブ・ギャラクシー」はアートの力で問題を解決する作品。最後に実写の子どもたちが工作してみる映像もあってとてもいい。さらに、人種多様なのもいい。
「ウィッシュンプーフ」は、魔法使い?の女の子が、魔法の力に頼らずに問題を解決していく話。これは英語版もあります。
こちらは、女の子がサッカーをしたり、科学に興味を持ったりととても現代的で素晴らしい。
男の子に女の子が活躍しているアニメを見せる必要性
平成も終わるというのに、未だに日本は男女平等とはいいがたい状況。2017年版「ジェンダー・ギャップ指数」では、日本は144カ国中、114位でした。子どもたちの世代までに、何とかしたい私たち親世代の課題だと思います。
男の子に上記のような「活躍している女の子」「科学やサッカーに興味を持つ女の子」が当然という価値観を持ってもらいたい。
女の子本人や、女の子を育てている親だけにこの問題を押し付けてはいけないと思っています。
そこで、私は、なるべく女の子向けとして提供されているアニメを見せたりします。
実際、子どもはとても楽しそうに見ています。女の子だって、男の子が主人公のアニメを見ていますもんね。
親の偏見を子どもに引き継がせないようにしたい
この間、ある男の子を育てていらっしゃる親御さんとお話したときに、「男の子でも、少しは料理できるようになって欲しい」という発言がありました。
結構ショックな一言でした。
親御さんは私と同年代。でも、まだまだそういう価値観を持っているんだ!ということにびっくりしたのです。
上記の発言には「結婚したら女性に料理を作ってもらう」という考えが入っているのですよ。
結婚しないかもしれない、女性と恋愛しないかもしれない、専業主夫になるかもしれない、という考えもないし、
そもそも自分の食事は自分で健康的に用意する
ということを子どもに教えないの?!
まあ、私は結構「平等」に関してうるさい方なので、過敏に反応してしまうのですが。
私もきっと偏見は持っていると思います(自分ではなかなか自覚できないところが恐ろしいです)。
今後、価値観も働き方も激変していく世の中に出ていく子どもたちに、なるべく前世紀の価値観を押し付けず育てたいと思うのでした。
ただ、おすすめ動画の紹介しようと思っただけなのに、くどくなってしまいました。ははは。