食洗機を買いたいけど、家族が反対する! 1年かけて説得した方法
食洗機を買いたいけど、家族(夫)が反対するというご家庭は多い様子。
我が家も、反対とまではいかなくても、夫は「手で洗えばいいんじゃない? 必要ないよ~」というスタンスでした。
家族3人分の食器なんて大したことないんじゃない?という感じ。
そう。主婦が買いたくても、夫がイマイチ乗り気じゃないというのが、食洗機導入の1つ目のハードル。
そんな我が家でしたが、先日ついに食洗機を買いました! 既に使い始めて3日目ですが、あまりの快適さに夫婦で感動しているところです。
私の1年がかりの説得方法をご紹介します。
①食洗機の節水・除菌の知識を伝える
食洗機で洗った方が手洗いよりも節水になり、高温処理のため仕上がりもキレイで清潔あることは今や常識となりつつあるのですが、意外と男性は知らない。
しかも妻が口頭で説明しても信じないので、Panasonicの食洗機のパンフレットを用意して説明しましょう。
②毎日食器洗い・食器拭きにかける時間を計算
我が家は大人2人子ども1人の家庭ですが、食器洗いの量は多いです。
もう1日ずっと食器を洗っている気がするくらい。鍋やフライパンも都度洗い物として出てくるし。
1日2時間は確実に食器洗い~食器拭きにかけていることを説明。この2時間は非生産的。
この時間を私の内職の時給に換算すると、あっという間に元が取れることを伝えました。
内職をたとえしていない専業主婦だったとしても、2時間あったらちょっとした趣味や勉強に使えますよね。
子どもが5時間幼稚園に行っていたとすれば、そのうちの2時間を食器洗いに使っていると思うと、もったいなさすぎる。
食洗機を買わずに、主婦の時間を消費して家庭を回すという考えは、古いです。だって便利な家電があるのだから。
③勝間和代著『勝間式 超ロジカル家事』を読んでもらう
上記にも書いた、食器手洗いはもう古いという考えは、この本から得た知識です。目から鱗でした。
今やどの家庭も、衣類は洗濯板じゃなくて洗濯機で洗いますよね。そのうち食器も誰も手洗いなんてしなくなる時代がくるということです。
今ならKindle Unlimited30日無料体験で勝間さんの『勝間式 超ロジカル家事』が無料で読めます。
④食器洗いが嫌すぎて料理したくなくなる気持ちを伝える
家事育児、さらには自分の在宅ワークが忙しい中、食器洗いに時間を取られるのが嫌すぎて料理するのが嫌になってしまいました。
私は料理を作るのは結構好きな方なのですが、油汚れになる料理・ボウルを多用する料理などなどを作る気が失せてしまいました。お菓子作りもしなくなりました。洗うのが嫌で。
毎日、洗い物が簡単な日本食ばかり作っていて、本当に飽きました。そこまでして洗い物が嫌いだった…。
⑤食洗機買わないなら、洗い物は夫がしてねということにした
夫は、洗い物はそんなに手間ではないという考え。
さらに「食洗機買うくらいなら、自分が洗い物担当になる」と言いました。
ここで、本当に任せた私。私は一応専業主婦ですけども、そんなことで引いたりしません。
何度も言いますが、専業主婦の労働力はタダじゃないんですぜ。
多分、これが一番効果があったと思います。
本当に、全部任せた。3食3人分の食器と調理道具ってすごい量ですよ。食器洗いに追われるようになって、夫も真剣に購入について前向きに考えだしました。
第2のハードルは、設置場所。買う気持ちを萎えさせないために、メジャーもって頑張ろう
上記の作戦で、だいぶ買う気になってきているはず。そこで、一気に攻めるためには、面倒くさいという気持ちにさせないこと。
何か一番面倒かというと、どこに設置するかということ。
電気屋さんに行くと、パナソニック食洗機の実寸大の紙があるので、もらってきましょう。
注意すべきは高さ。上記が出ますので少しはスペースがあった方がいいです。
寸法などすべて確認して、夫には「ここに置く」「寸法はこう」「台はこうする」と決定したことを伝えました。
台所の台に余裕があるうちは簡単ですが、我が家は別途台を用意して据え付けました。
この台が曲者でして、市販品で満足いくものが全然ないんですよ! ニトリとかにありそうなのにない! だいたいがレンジ置き棚とかしかない。
パナソニック食洗機はそれ自体が20キロあるので、頑丈な台じゃないといけないんです。
食器が入ることを考えると30キロくらいにはなりそう。
耐荷重が全然たりない棚ばかり。
アルミラックも候補に入りましたが、縦横がイマイチ合わない。
まだまだ世の中食洗機を置くということに追い付いていない感じがしました。
我が家は、木工しました。自作。電動ドリルがもしあれば、ちゃちゃっと作ってしまった方がいいです。
食洗機導入後のメリットしかない話
最後に、個人的な意見ですが、食洗機導入して良かった点をつらつらと。
・手荒れしなくなった
・夕食後の時間がゆっくりしている。子どもと遊ぶ時間が出来た
・食器洗いについて夫と喧嘩しなくなった(神経質な夫なのでいつもダメ出しが入って喧嘩していた)
・料理するのが楽しくなった(手間のかかる料理もするようになった)→特にお菓子作り!ミキサーもどんどん使うようになった。
・台所がキレイになった(洗い物がたまらないから)
・食器を拭くという作業が完全になくなった
・五徳も魚焼きグリルも洗えて、いつもぴかぴか
皆さんの説得がうまくいくことを祈っております!
追記:食洗機導入から1年経って
もはや食洗機なしでは生きていけません。
一番良かったのは、感染症が流行った時です。
食器を高温・洗浄力の高い洗剤で洗ってくれるのは安心材料でした。棚に戻す時の自分の手をキレイにしておけば、食中毒も季節の感染症も心配なし。
あれだけ導入を渋っていた夫も、今では食洗機さまさま、な生活です。
食器洗い用スポンジなどの消耗品の買い替え頻度も少なくなり、本当に家事時短の要ですね。